トールペイントにも資格がある?
トールペイントの教室を開いたり人に教えるのに、特別に資格が必要になるわけではありません。ただ、どこかの教室に通っていた人がそのカリキュラムを一通り学び終え、同じカリキュラムを使って教室を開きたい場合には認定講師としてその教室独自の資格が必要になるでしょう。
トールペイントの技術をはかる目安として、一般的な資格にはJDPA(日本デコラティブペインティング協会)がトールペイントの普及のために認定している制度があります。作家や講師のプロフィールを見ていると「JDPA会員」「JDPA講師会員」といったような言葉を良く見かけると思います。
「JDPA」の技術認定
「JDPA」の技術認定の内容をご紹介しましょう。JDPAの技術認定はその会員である人が受けることができます。レベルは3段階に分かれ、それぞれブロンズ・シルバー・ゴールドと名づけられており、上位2級を受験するにはその下の級を取得していることが必須条件となります。
受験の申し込み手続きを済ませると、課題に使われる図案や材料など必要なものが送られてきますので、作品を仕上げて送ります。ブロンズとシルバーの場合はストロークとスティルライフ(静物画)の二つのうち一つの作品を提出し、一つについて合格基準を満たしていると判断されれば合格です。
ゴールドは、ストローク・スティルライフ・フローラルの3科目全ての作品を提出し、全科目で合格する必要があります。一気に厳しくなりますが、ゴールドを取得すれば教室を開くのにも大きなプラスになるでしょう。
トールペインティング技能検定
他によく知られるトールペイントの資格としては、日本トールペインティング協会がおこなっているトールペインティング技能検定も有名です。こちらも仕組みはJDPAとよく似ています。3級から1級までの3段階に分けられており、試験科目もよく似ています。
また、国際的な技術認定としてはSociety of Decorative Painters(SDP)が有名です。CDAとMDAの二つのレベルがあり、技術を持っている講師の方には肩書きのように名前に「CDA」や「MDA」の文字がくっついているのをよく見かけます。
トールペイントを趣味でしている限りは必要のないこのような資格ですが、よりレベルの高い作品を目指すなら、資格を取ることを目標に技術を磨くのもいいかもしれませんね。



