トールペイントの意味
絵心に自信のない人でも、パターン化された図案や技法を元に、誰でも美しいペインティングを楽しめる「トールペイント」。日本では木や金属、布やガラスなど、特に素材を限定することなく、主に生活道具にペイントをほどこすことさして「トールペイント」と言います。
トールペイントをしていて「トール」ってどういう意味?と疑問に思ったことはありませんか?
この「トール(tole)」とは元々フランス語でブリキの板を意味する言葉だそうです。ブリキ製のトレイや水差しなどにペイントを施して楽しむようになってくると、次第にこの工芸や工芸品のことを「トール」「トールペインティング」と呼ぶようになってきました。
ヨーロッパでは古くから生活雑貨に絵を描いて楽しむフォークアートが愛されてきました。現在日本で人気のトールペイントの本を開いてみても、北欧で発展したローズマリング(デザイン化された薔薇の絵)や、オランダで発達した「ヒンデローペン」など伝統的な技法に基づいた作られた作品がたくさん掲載されていますね。現代の私たちが見ても温かく、深みがあって飽きの来ない手法です。
初めてトールペイントに挑戦するなら
初めてトールペイントに挑戦する人は、あまり立体感をつけない「ストローク(筆さばき)」で描くお花のデザインからはじめるのがオススメです。お習字の「はらい」を想像してみてください。ぐっと深く入ってスーッと抜く。このような筆さばきを使って、花びらや葉っぱを描くことが出来るんです。
きれいな形が出来るようになったら、筆先だけに違う色を少しつけてストロークすると一気に違う表情が!そのころにはもうすっかりトールペイントの楽しさを実感しているはずです。
最初は上手な人の実演が見られるトールペイント教室に数回通ってみることをオススメします。基本さえ覚えれば、後は本を見ながら好きなデザインをすぐに楽しめるようになりますよ。



